ヘビー級ボクサー高橋良輔 公式サイト
トップページ プロフィール 試合 近況 後援会 グッズ メディアレポート 良輔のひとりごと ブログ リンク

2003年10月1日(水曜日) 高橋良輔、ホルヘ・アレジャーノに6回KO勝ち 後楽園ホールを超満員に

東洋太平洋ヘビー級ランキング6位の高橋良輔(15戦12勝6KO・3敗)対メキシコのホルヘ・アレジャーノ (13戦8勝2KO・5敗)10R試合が10月1日、後楽園ホールで行われた。結果は高橋良輔の6回KO勝ち。
当日は良輔が所属する金子ボクシングジムの「ゴールデンチャイルドBOXING」興業。場内は超満員。ヘビー級ボクサー良輔の人気の高さを印象づけた。
試合前
アレジャーノ 良輔
アレジャーノの入場時、どこからともなく「マリオ頑張れ!」の声援が。ふうむ、なるほど…そう言えば、似ている。 とすれば、良輔はクッパ&コクッパか?
我がマリオ氏は、リング上で、記念撮影に応じる余裕。176センチ・100キロの28歳。メキシコのアマチュア・ミドル級で経験を重ねた老獪な選手である。

一方の良輔も、厳しい表情ながら、応援のヤジが飛んでくる方向に目をやり、うなずく余裕。「良輔、オケロ・ピーターだと思ってやっつけろ!」。情報豊かなヤジ! オケロは東洋太平洋ヘビー級チャンピオン。この戦いと、幾つかの戦いを制した後の宿敵である。
良輔は、前回の試合での拳の怪我がひびいて、練習が十分できなかった。体重91キロと、前回より4キロほど落ちた。身長は183センチ。
1R 1Rのゴングが鳴った。アレジャーノは身体がごっついが、 上半身がくねくねと動き、避け方がうまい。ラテン系ボクサーの特徴だそうだ。ジャブでリズムを取り、いきなり潜り込んでくる。
良輔、右ストレート、ボディー、左ジャブ、 コンビネーションと多彩な攻撃を仕掛ける。しかし、かなり慎重だ。 1R
1R ドンとボディー。1Rは、お互い様子見。
アレジャーノのセコンドは、表情がどこか陰鬱な男だが、ラテン音楽のふるさと出身だけあって、 彼のバリトンのかけ声は凛としてホールに響き渡る。「ウノ、ドス!」。なるほどワン、ツーだ。「アミゴ! アミゴ!」…はて?アミゴはお友達ではなかったか。良輔に声を懸けているのではあるまい。とすればアレジャーノはセコンドのお友達? セコンド
2R 2R、アレジャーノの攻撃も多彩である。左ジャブ、ボディー、強烈な右、そして大きな左を振り回す。一発クリーンヒット受ければ致命傷。 しかし、このラウンド、良輔の強さが目立った。ボディにいれて顔面ガードを外しすかさず右ストレートをそこに叩き込む。何度かロープに追いつめた。しかし、相手の逃げのテクニックは、老練そのもの。
2R 2R
アレジャーノ セコンド氏は、顎を指さして何やら…。
この時点ではアレジャーノの顔から笑みもこぼれた。
良輔、1R、2R後のインターバルともほとんど椅子に座っていない。「座る必要が無い」と、彼は言う。 良輔
3R、アレジャーノの右、良輔の顔面を擦る。良輔、顔をしかめる。
3R 3R
良輔は着実にアレジャーノを追いつめてゆく。左のアッパー、左ジャブが顔面を直撃。威力は今ひとつ。
3R 3R
会長 3R後のインターバル。大きな身振り手振りでコーチする金子会長。
「フェイントをかけるんだ、フェイント。相手を誘い込むんだよ!まっすぐ行くだけじゃだめ。いいな!」
良輔 アレジャーノ
4R、良輔の鋭い視線、アレジャーノを突き刺す。 スピードある多彩な攻撃を繰り広げる。アレジャーノ、体型の割にはうまいコンビネーションで反撃する。が、だんだん嫌になってきている様子がありあり。
4R、ボディーの衝撃で、アレジャーノのマウスピースが飛び出した。それ以来、何度も自分から吐き出してしまう。悪酔いのような気分なのだろう。
4R
5R 5R、右フックでアレジャーノを追いつめる。アレジャーノ、だんだん戦意喪失。
6R、アレジャーノ、またもやマウスピースを吐き出した。これで5度目。「だめ!」 とレフェリーが注意。だって吐き気がするんだもの、とでも言いたげな表情のアレジャーノ。 アレジャーノ
6R 6R、1分10秒、良輔の右ストレートがアレジャーノの顔面で炸裂。もう一発炸裂。 アレジャーノよろける。これは効いた!
良輔、素早く、大きな右ストレートでフォローするが、アレジャーノは前に倒れ込む。フォローは、アレジャーノの頭上で、空をきる。良輔、拍子抜け。
6R 6R
ダウン
それにしても、派手に倒れました。 レフリー、テンカウントで試合終了を告げる。6R、1分23秒のKO。
良輔、不完全燃焼。「立ってくれ、立ってくれ、綺麗に片づけさせてくれ」と、祈り続けたが、願いは叶わなかった。
テンカウント
勝利 勝利は勝利だ。
しかも、KO勝ち!スポンサー氏にも祝福され、会場の皆様にご挨拶。
試合の後は、控え室で数多くの記者に囲まれ、 インタビューを受けた。テレビ東京もインタビューし、夜のニュースの中でレポート。
「日本ではランキングさえ存在しないヘビー級で夢を懸ける一人のボクサーがいます。あの西島洋介さん以来となるヘビー級の期待の星、高橋良輔さんです」と紹介され、 「目指すは、東洋太平洋ヘビー級のチャンピオン。その後は、内緒ですが、世界!!」と内緒話(?)を電波で披露。良輔さん、おめでとう! 次も頑張ってください。
(文・山口明雄、写真・山口明雄)
インタビュー
       
    試合 トップに戻る